中間管理職、つまりマネージャーや、課長・係長・主任などの社員は、
一般従業員よりもストレスや心身の疲労を多く感じています。
しかし、人事の約4分の1が中間管理職への支援は行っていないという調査結果もあり、
一人でストレスや心身の疲労を
抱え込んでしまう中間管理職が多くいるのが現状です。
日本マインドフルネス学会によると、
「今この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」
であり、端的に言えば
「“今”だけに集中すること」
です。
なぜマインドフルネス(今だけに集中する)が大切なのかというと、
ストレスを受けると、
さらにそれを悪化させてしまい、
マイナス感情で頭がいっぱいになったり、
あなたをさらにヘトヘトにさせてしまう仕組みが人間にはあります。
それが、
「想像力」と「記憶力」
です。
どちらも人間にとって大切な能力ですが、
これがとてもあなたを精神的(感情的)に疲れ果てさせます。
記憶力と想像力がなければ
心身のひどい疲れに苦しむ中間管理職の方はかなり減ると言えるくらいです。
たとえば・・・
「家に帰って、他人にされた腹が
立つ振る舞いを思い出して、ムカムカきたこと」
はありませんか?
恐らく多くの方がご経験があると思います。
実は、これが「記憶力」のなせる悪い技です。
家にいるということは、その
ムカつく人から離れているわけですから、
それをわざわざ思い出して
ストレスを感じる必要はないはずです。
でも、こうやって悪い記憶ばかりがよみがえって、
自分を苦しめている人がたくさんいます。
他にも、いつも厳しい上司に怒られている人が、
家で上司がいない状態になっても、
それを思い出してストレスを感じて、
慢性的に心身の疲労に苦しんでいる人もたくさんいます。
一方、想像力の方では
「心配」「不安」が代表的です。
将来起きるかもしれないことを
想像して、心配、不安になってしまいます。
目の前には実際に何もないのに、記憶や
想像の産物にストレスを感じてしまうのが
人間なのです。
過去や未来について勝手に考えを巡らせて、
ストレスを感じ、慢性的に心身を苦しめたりしてしまうのです。
(これを「マインド・ワンダリング」と言います。)
実際の現実ではなく、
過去や未来を見て苦しんでしまっているのですから、
そんなことを考えないようにして、
今(現実)だけを見るようにコントロールできれば良い。
この状態を
「マインドフルネス」
と呼び、これはトレーニングを積むことによって、可能となります。
このマインドフルネスを
継続的に行うことによって、
あなたは
「記憶力と想像力の悪い作用によるストレス」
から心を守り、
ストレスに強い体質(=心身ともに疲れにくい体質)
を作ることができるようになります。
いつでもできます。
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